京都府生涯学習スポーツ情報
文字の大きさ 拡大 標準 背景色 黒 白

本文の開始位置です。

特別展 茶室のアイデア~中村昌生と「庭屋一如」~

松花堂美術館 令和元年特別展
 茶室のアイデア ~中村昌生と「庭屋一如」~


今秋開催予定の特別展は、
松花堂美術館 令和元年特別展
 茶室のアイデア ~中村昌生と「庭屋一如」~
です。

 
松花堂庭園には、松花堂昭乗(1584~1639)が隠居所として男山山中に建てた草庵「松花堂」が移築されています。男山は、石清水八幡宮を擁し、古来、自然と信仰が融合する場所です。昭乗は江戸時代初期に活躍した石清水八幡宮の社僧ですが、彼が住職を務めた瀧本坊には「閑雲軒」という茶室がありました。
日本の伝統建築は、自然との融和を根底に人と自然の関係を築くものです。茶室・数寄屋研究の第一人者・中村昌生(1927~2018)は「庭屋一如」(庭と建物が融合し自然と調和する境地。中村による造語)の考えに基づく茶室、数寄屋建築を数多く手がけました。


このたびの展覧会では、「庭屋一如」の考え、茶室・数寄屋建築に込められた心と技をご紹介します。松花堂庭園内の2棟の茶室(松隠、梅隠)は中村が1970年に手がけたものです。「松隠」内には瀧本坊にあった茶室・閑雲軒が再現されています。中村みずから「松花堂の仕事は私がモノづくりに向かう大きなきっかけ」となったと語る代表作のひとつです。図面や関係資料から、松花堂庭園に息づく「庭屋一如」の考えとその源流に思いを馳せたいと思います。そして、あわせて日本各地にある中村作品の一部を模型と写真パネルで紹介します。
自然との融和を基調とした建物への関心が高まる昨今、そこに感じられる好ましさ、心地よさは、たとえ言葉に言い表せなくとも、多くの人が共有する感覚なのでしょう。茶室もまた、心地よさを追求した空間です。そして、その心地よさを実現するのは、人から人へと受け継がれる技です。「庭屋一如」の考えを通して、日本の伝統建築を身近に感じて頂きたいと思います。

詳細情報

時期 令和元年10月26日(土)~12月8日(日)

・開館時間: 午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)
・休館日 : 月曜日(ただし、11月4日は開館)
場所 八幡市立松花堂庭園・美術館 
受講料 一般600円・学生500円・高校生以下無料(20名様以上団体2割引)

☆ 令和元年度 第55回京都非公開文化財特別公開
       一般・学生800円 高校生・中学生400円
        期間 : 11月1日(金)~11月10日(日) 
        主催 : 公益財団法人京都古文化保存協会
参加可否 可能
問合せ先 八幡市立松花堂庭園・美術館 
電話番号: 075-981-0010
ファクス: 075-981-0009
主催 八幡市立松花堂庭園・美術館(公益財団法人やわた市民文化事業団)
URL https://www.yawata-bunka.jp/syokado/event/

詳細情報

備考 ★ 講演会
 (1) 「茶室・数寄屋建築の技と伝承」
     講師 : 日向 進(京都工芸繊維大学名誉教授、当館学芸顧問) 
     日時 : 11月3日(日・祝) 午後1時30分~

 (2) 「茶室の位置づけ」
     講師 : 池田 俊彦(イケダ数寄屋研究所所長) 
     日時 : 11月9日(土) 午後1時30分~
     *講演会後、庭園内「松隠」「梅隠」の内部見学を予定

 (3) 「中村昌生と庭屋一如」
     講師 : 吉江 勝郎(日本建築専門学校校長) 
     日時 : 11月10日(日) 午後1時30分~

     会場 : 各回 松花堂美術館 講習室
     定員 : 各回 80人(要申込)
     料金 : 無料
          (展覧会および庭園見学には別途料金が必要です)
     申込方法: お電話またはFAX、ご来館にて事前にお申し込み下さい
  *各回、10月1日(火)より受付開始です

★ 呈茶席 ~庭屋一如の楽しみ~
     日時 : 11月29日(金) 午後2時より
     場所 : 松隠 広間(庭園内)
     席主 : 影山 純夫(神戸大学名誉教授、当館学芸顧問)
     料金 : 800円
     定員 : 20人(要申込)
     申込方法: お電話またはFAX、ご来館にて事前にお申し込み下さい
  *10月1日(火)より受付開始です

★ 学芸員による展示解説
    10月27日(日)、11月17日(日)、11月23日(土・祝)、12月1日(日)
    各日午後1時30分より展示室にて(約40分)
    *申込不要(観覧料が必要です)

一覧に戻る