京都府生涯学習スポーツ情報
文字の大きさ 拡大 標準 背景色 黒 白

本文の開始位置です。

放課後の文学教室

放課後の文学教室


大学での文学の授業は、どのように行われているのでしょうか。私たちは、まだ一般化されていないような、文学作品のもつ新たな側面や、作品にかかわるまだ知られていない事実の発掘を、こつこつと続けています。そうして発見できた事実を、日々の授業に生かすことで、自ら作品の意味を問う作業の面白さを、学生たちに知ってもらおうと努力しています。そのような私たちの努力の一端を、佛教大学文学部日本文学科の教員総出で披露したいと思います。

コーディネーター 佛教大学文学部教授 有田 和臣

テーマ
孝子伝図の諸問題
講師
黒田 彰 (佛教大学文学部教授)
内容
中国では古くから、孝子伝図が描かれています。最近、新たな孝子伝図の資料出現が相次ぎ、研究が急激に進展しています。当講座では、その中からいくつかのトピックを選び、お話ししてみたいと思います。
開講日時
2018年5月30日(水曜)  15:30~17:00

テーマ
玉鬘と光源氏
講師
上野 辰義 (佛教大学文学部教授)
内容
夕顔の娘玉鬘は、九州で成長した後、光源氏の表向き実子、実は養女として彼の六条院に入り、六条院の花として多くの求婚者を集めます。ですが、その演出者光源氏をも中年の恋に惑わせてしまいます。夕顔の娘としての意味、また光源氏の恋愛面と政治権力との関連から、玉鬘と光源氏の物語を考えてみます。
開講日時
2018年6月27日(水曜)  15:30~17:00

テーマ
現代小説における漢詩の変容 ―倉橋由美子の「臨湖亭綺談」を中心に―
講師
篠村 理恵 (佛教大学講師)
内容
「臨湖亭綺談」は、倉橋由美子のカクテル物語シリーズの一篇です。今回の物語は、慧君がバーテンダーの九鬼さんが作った奇妙なカクテルを飲み、酔郷で白居易が「琵琶行」で詠ったもと都の倡い女を思い浮かばせる、正体不明の女性と歓を尽くす神話です。本講義では漢詩を朗読し、漢詩を変容した現代小説の二重構成と、倉橋が描いた佳境について分析します。
開講日時
2018年7月25日(水曜)  15:30~17:00

テーマ
和歌と漢文学-鹿と「もみぢ」-
講師
惠阪 友紀子 (京都精華大学特任講師)
内容
日本独自の文学である和歌にも漢詩文の影響が見られます。例えば、百人一首にある「奥山にもみぢ踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき」。「もみぢ」と聞いて思い浮かべる形はどんなものでしょう。なぜ秋は悲しいのでしょうか。和歌は漢文学の世界をどのように取り入れ、発展してきたのか、『万葉集』『古今集』『百人一首』などの作品から読み解いてみましょう。
開講日時
2018年8月22日(水曜)  15:30~17:00

テーマ
「おまへはなにをして来たのだ ――中原中也の〈帰郷〉――」
講師
加藤 邦彦 (佛教大学文学部教授)
内容
中原中也の第一詩集『山羊の歌』に収録されている「帰郷」という作品があります。この作品に、中也の故郷に対する意識はどのようにあらわれているでしょうか。そのことを考えることで、受講者のみなさんにとっての「故郷」を見つめ直す機会になれば幸いです。
開講日時
2018年9月19日(水曜)  15:30~17:00

詳細情報

時期 全12回 毎回水曜日 15:30~17:00
場所 佛教大学四条センター
会場所在地 京都市下京区四条烏丸北東角 京都三井ビルディング4階
定員 各回 150名(当日先着順)
受講料 1回 1,000円
参加可否 可能
申し込み方法 当日会場にて申込み
問合せ先 佛教大学四条センター
電話番号: 075-231-8004(代表)
URL http://www.bukkyo-u.ac.jp/facilities/shijo/course/detail/700/2018/5/

佛教大学四条センターの地図

一覧に戻る